第3回                            2000å'´7月12日

テーマ「カナダとサミット」

要約

1995å'´ï¼'月7日、自由党政権クレティエン首相は、G7におけるカナダのå½'割、カナダ外交政策におけるG7の位置付け、世界におけるカナダの地位についての意見ã‚'表明した。

具体的には①サミットはカナダã‚'、国連のようなアメリカの支配的な二国間関係の結果である多国間フォーラムへのミドル・パワー参加以上のものへと進展させてきた。②カナダのサミット加盟は、カナダの外交æ–'針ã‚'戦後の伝統的な外交から、協調外交へと移行させてきた、ということが表明されている。

この表明ã‚'支持するのに以下のような前提が挙ã'られる。まず1975å'´ã«ç«¯ã‚'発するサミットは、1919å'´ã‹ã‚‰1945å'´ã®å›½éš›é€£ç›Ÿã‚„1947å'´ã®å¤§è¥¿æ´‹åŒç›Ÿã«å–って代わり、メンバーやその他の国家や国際組ç'”内の合意ã‚'形成し、遵守率ã‚'上ã'てきた。カナダはG8や国際組ç'”の競争者の変革ã‚'いとわずサミットに加盟し続けてきた。そして、カナダのサミットへの貢献ゆえに、サミットでのカナダの地位は上昇し、指導的å½'割、アメリカの抵抗ã‚'のりこえる能力すら保持している。その貢献とは、カナダがサミットにおける議題ã‚'拡大し、重要問題での前向きなæ–'向での合意ã‚'促進し、集団的コミットメントに従ってきたこと、そして国家利益と価値の評価、国際組ç'”加盟、民主主義的伝統、高度な国際性と脆弱性、アメリカとのç‰'別な関係などã‚'補強してきたことである。

Ⅰ. カナダのG8加盟

  1. 国内議論:サミットに加盟するか、加盟したいか。
  2. ランブイエ・サミットでのæŽ'除とフランã‚'のロジック。
  3. キッシンジャーの協調概念、カナダの計算と介入。
  4. プエルトリコ・サミットでの加盟実現。
  5. 1986å'´G7蔵相会議とG5の縮小。

Ⅱ. カナダは現在と未来においてサミットの完全なメンバーであるのか。

  1. カナダは事実上の金融G3ではない。
  2. 欧州はG5,4,3ã‚'創造するのか。
  3. G8拡大はカナダの影響力ã‚'薄め、そして内輪のグループã‚'形成させるのか。
  4. G20は、希釈になるのか、補強になるのか。
  5. 国連安保理æ”'革は新しいグローバル・ガバナンã‚'のセンターã‚'創造するのか。

Ⅲ.カナダ独自の展開とアプローチ

  1. 移民国家で国際的に開かれており、若å'´äººå£ã®å‰²åˆãŒé«˜ã„。
  2. 反現実主義者、ウエã‚'トファリア・サクセã‚'・ã‚'トーリーとしてのカナダ。
  3. â†'協調モデルとしてのカナダ。ユニークな外交政策ã‚'展開。国際関係における独自のセンã‚'。核ã‚'持たない選択。

  4. カナダの国家統合、利益と価値。
  5. 英語・仏語の二言語、多文化主義ã‚'とり、少数者の権利擁護。

  6. 貿易パワー、ç'°å¢ƒä¿è­·è€…としてのカナダ
  7. 石炭・木材・石æ²'という豊富な天然資源と熱心なç'°å¢ƒä¿è­·ã€‚

  8. グローバル・コミュニティのプレーヤー、そして地理的仲介者としてのカナダ。
  9.   フランã‚'語圏とのつながり、発展途上国の代弁者。

  10.  第二の北米の声としてのカナダ。アメリカとの結びつきの利用。
  11.  サミットにおける遵守率の高さ。

国連やNATOよりサミットのæ–'がカナダに発言力ã‚'与えており、カナダもサミットã‚'重要視、政策作成など準備には余念がない。

Ⅳ. カナダの影響力 3人の首相の業績と一般市民の反応

1.P.E.トルドー ①1976å'´ãƒ—エルトリコにてサミット加盟。失業率、インフラã‚'強調。

         ②ソ連へ厳しいアプローチã‚'とり、東西経済関係ã‚'はっきりさせよ

          うとしたアメリカの提案ã‚'他のG7諸国と協力してæ‹'否。

         ③加盟と引き換えにOECD投資ã‚'歓迎。

ï¼'.B.マルルーニ  ①南北問題でのカナダ・イニシアチブ

          ②ドイツとç'°å¢ƒå•é¡Œã«å–り組み酸性雨に関し他国の反対ã‚'押切る。

          ③アフリカ専門家グループã‚'作る提案成立。

          ④1986å'´å¤šè§'的的貿易交渉ラウンド日程決定ã‚'仏に迫ったアメリ

          カの圧力に対し仲介。ミッテラン、レーガン、コールから評価。

3.J.クレティエン ①ウクライナ経済支援会議ã‚'ウィニペグでホã‚'トする提案。

          ②ハリファクã‚'・サミットにロシアã‚'招待。

          ③クリントンとともに国際金融組ç'”æ”'革。

          ④ボã‚'ニア・コンタクト・グループに加盟できず。

          ⑤新貿易問題プロセã‚'ã‚'コミュケに盛り込めず。

4.一般市民のサミットへの感情

          1993å'´æ˜¥ï¼šè€ƒãˆã‚'出し、解決する良い機会である:国民の1%

          1994å'´ï¼šã‚«ãƒŠãƒ€ãŒå½±éŸ¿åŠ›ã‚'行使する最良のイベント: 7ï¼'%

Ⅴ. カナダがサミットで成功する理由。

  1. 少し弱体化したが協調的なアメリカとリーダーシップã‚'取ろうとする国のサポートå½'。
  2. 組ç'”的要因。
  3. カナダのリーダシップ:首相の経験、新パートナー(独・伊・日)との協力、国力増進から生じる自信。

Ⅵ.沖縄サミットでカナダが何ã‚'要求するか

 1. 2002å'´ã®ã‚«ãƒŠãƒ€ã§ã®ã‚µãƒŸãƒƒãƒˆã«å‘けて

 ï¼'.グローバル・ガバナンã‚'の明確化

 3. シアトルWTO会議後の貿易自由化

 4. 食糧安全保障の貿易友好化

 5. 気候変化とリオ+10ç'°å¢ƒä¼šè­°å•é¡Œè§£æ±º

 6. 多文化化

 7. IT自由化

 

 

 

                    ※日本語の要約は次のï¼'名で担当した。

                         朝田恵子(大東文化大学大学院、東京)

                         è'木 悠 (Queen's University, Canada)